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宅地地盤として問題となる地盤   

現地調査により問題となる地盤として、次の3つのケースを紹介したいと思います。

ケース1 「地山と埋め戻し土の場合」
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地山と盛土との境界線の敷地に建物が建てられている場合
地山部分は殆ど沈下せず、盛土部分だけが沈下するため
沈下量が少なくても建物には大きな傾斜が生じます。

原因としては
・地下水の浸透による盛土材の水締め
・盛土材に混入した有機質土の分解、圧密など


ケース2 「軟弱地盤の層厚が異なる場合」
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盛土と下部の脆弱な粘性土層からなり、脆弱な粘土層の厚さが敷地内で大きく異なる場合。
建物の重量などにより、下部の粘性土層が圧密沈下を起しますが、
粘性土層厚さが違うため、沈下量が大きく異なる場合があり
建物が大きく傾斜することになります。


ケース3 「軟弱地盤の層厚が厚く均一の場合」
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ケース2と同じように建物重量などにとって粘性土層が沈下します。
ただしケース2と違い粘性土層の厚さが均一のため
建物の重量のバランスがよく、かつRC造のように躯体剛性が良ければ
沈下が起きても均一に沈みます。
しかし木造のように躯体剛性が低く重量のバランスが悪い建物の場合
大きな傾斜、不同沈下を生じる事になります。
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by earnest32 | 2010-11-11 15:04