地盤について   

いつもお世話になっております。
今日は、皆様が1番心配されている地盤についてお話したいと思います。

地盤は、基礎の性能に地盤を取り入れた基準や規定ができないので、
性能評価という言葉はあまり使われる事がありません。
地盤状況を考慮しないで、基礎の設計・施工を行なったために障害が生じた場合は、
基礎の瑕疵として品確法の適用対象となるが、地盤は免責の対象となります。
地盤については、必要な地耐力を求めるに留まっており、
調査法・設計法などは規定されていません。


<適用建築物>
地盤調査および地盤補強工事の対象とする建物の規模は、
建物高さ13.0m以下、軒高9.0m以下、
設計基礎接地圧は布基礎の場合50KN/㎡以下、
ベタ基礎の場合30KN/㎡以下とする。

<荷重>
建物の荷重は建物の種類や構造及び、基礎・屋根・外壁などで変わるため、
設計に用いる荷重は、設計者の指示により、
その他の荷重として積雪荷重など適切に評価する。

<概算荷重>
概算荷重は、総荷重を建築面積で除した値(単位面積当たり)の事です。
概算建物荷重W(KN)は、
(A)-平屋概算荷重10~12KN/㎡
(B)2階建て12~15KN/㎡
(C)3階建て15~18KN/㎡
(D)ロフト等1KN/㎡
(E)屋上利用有り2KN/㎡
概算建物荷重W(KN)は、平屋(A)+ロフト(D)+屋上(E)×1階床面積として算出する。

一般的な仕様による戸建住宅等の上部構造荷重の目安値 上部構造荷重
(1)一般地域の平屋KN/㎡
(2)一般地域の2階建KN/㎡
(3)一般地域の3階建多雪地域2階建10KN/㎡
(4)多雪区域の3階建12KN/㎡

一般的な木造などの住宅の基礎まで含めた建築面積当たりの荷重
1階建KN/㎡
2階建10KN/㎡
3階建14KN/㎡  という目安になっています。

<積雪荷重>
積雪荷重は、積雪の単位荷重に屋根の水平投影面積、
及びその地方における垂直積雪量を乗じて計算する。
積雪荷重=Y:積雪量1cmごと 1㎡当たりの単位荷重(KN/cm/㎡)×h:積雪量(cm)

<盛土荷重>
土の単位体積重量は、粘性土で16KN/m3程度、
砂質土では18KN/m3程度が一般的となっており、
新たに1m盛土した場合、建物荷重を超える荷重となり、
不同沈下を起こす大きな原因となっています。
盛土による地盤の沈下は、盛土地神の収縮や盛土下位
地盤の圧密沈下によるものがあります。
圧密時間については、既住の文献を参考にして推定する方法があります。
盛土後の放置期間が5年~10粘以上経過していれば、
荷重として考慮しなくても良い。
しかし、盛土して間もない場合など、放置期間が十分とれない場合は、
設計に用いる荷重として考慮する必要があります。
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by earnest32 | 2010-06-29 17:29

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